父のこと

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「ロックンロールなんてクソくらえだ」と記していた父の好きだったのは、


シューベルトの「冬の旅」、イブ・モンタンの歌うシャンソン、千曲川旅情の歌」

「七つの子」「Old black Joe」などでした。

父を最期から2回前にお見舞いに行った時、父はベッドで大きな声で「Old Black Joe」を歌いました。


Gone are the days, when my heart was young and gay

Gone are the toils from the cotton fields away

Gone to the fields to the better land I know

I hear those gentle voices calling Old black Joe.


Im coming, I coming

For my head is bending low

I hear those gentle voices calling, "Old Black Joe"


そして、「七つの子」を大きな声で歌いました。


からす 何故鳴くの

からすは山に 可愛い七つの子があるからよ


懐かしい友達が自分を呼んでいる声が父に聞こえたのでしょうか。



長い父の闘病生活がそうして終わろうとしていました。



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by snowyspring | 2017-06-19 17:53 | 雑文

「青い畳」

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*写真は詩の内容とは関係がありません*







青い畳の上に 寝そべってみるよ
懐かしい匂いが 胸の奥に広がるわ
あれは 9歳の頃
新しい畳の青さが とても新鮮で
そっと 日記につけたわ
日に映える藺草の青さ
日本間の静かな午後
父の碁石が 目に見える父の存在を語る
白黒の碁石 並べて遊んだ

なにも知らなかった幸せな頃に戻ったら
父と手をつないで
夕日の坂を駆けるでしょう







*大切なお時間をどうもありがとうございます*

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by snowyspring | 2017-05-31 13:55 | 詩( my younger days)

「花の庭」

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*写真は詩の内容とは関係がありません*








ダディ ダッホディルが咲くよ
もうじき ダッホディルが咲くよ
ダディの大好きな ダッホディルが咲くのよ
それだけしか言えなくて 微笑むわたしたちの上を
冬の低い空が覆っている

もうじき 咲くのよ
ダディが好きなダッホディルが
また 水をやろうね
一緒に
そして3月になると
沈丁花も薫りはじめるよ

5月にはアメリカハナミズキ
それから ぼたんも咲くよね
それに 鈴蘭も 咲くといいね
みんな 香り高く 
誇り高く
それから チューリップもたくさんね

幸せに暮らそうね
笑いながら
とっても幸せに 暮らそうね
約束よ








*大切なお時間をありがとうございます*


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by snowyspring | 2017-05-31 11:27 | 詩( my younger days)

自作の詩を書き記してゆくブログです。他に写真と日々のことも少しだけ。


by snowyspring
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